本 『52ヘルツのクジラたち』を渡される
ある人が、
最近読んだ本『52ヘルツのクジラたち』は、
いくの曲「名前呼んで それだけで嬉しい」 にシンクロするよ。
親に虐待されて、名前も呼ばれてなかった子どもが出てくるんだけど、
本屋大賞取った本だよ。
今大ヒットしているよ!
と、教えてくれて、この本を渡してくれました。
涙出てくるし、ティッシュを横に置いて、
ドキドキしながら読み進めました。
いま、こういう内容の作品が出てきて、
そしてそれが、多くの人の心を打つんだなぁ・・・、と思ったりします。

○
本を読んで、わたしの歌を思い出してくれるのは、
嬉しく、ありがたいことですね。
いつ出た本なのかな〜と、後ろをめくると、
2020年4月25日 初版発行
わぁ!
4月25日! 私の誕生日!!!
シンクロはこっち!?と、大きなひとりごと。
○
「名前呼んで それだけで嬉しい」
以前、noteに書いて、曲とともにUPしました。 https://note.com/iku_kitahara/n/n1e54a67fd432
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名前呼んで あいさつして
それだけで それだけで
名前呼んで あいさつして
それだけで 嬉しい
名前呼んで あいさつして
それはたくさんのメッセージ
名前呼んで あいさつして
それだけで 嬉しい
雨が降ったら 一緒に傘さして歩こう
きっとまた 空が晴れて 虹がかかるね
ひとりぼっちの あの日々が
小さく 小さくなってく
気づいてく心 安心できるね
「名前呼んで それだけで嬉しい」より
(詞・曲 きたはらいく)
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○
この曲は、
息子が学校に行かれなくなって、
その時、
どこにも自分の居場所がない、
自分は必要とされていない、
って、私も息子も感じていた時。
新しい場所で、
いつも笑顔で、
名前を呼んで あいさつしてくれたこと
ただそのことが、
とても嬉しかった。
「ここににいて大丈夫だよ、いいんだよ」って、
そんな風に、言葉では言っていないんだけれど、
名前を呼んで、あいさつしてくれる、って、
そんなメッセージが、たくさん含まれているんだな、と、
とても嬉しい気持ちになりました。
そんなことがきっかけで、できた曲です。
この新しい場所、新しい居場所、というのは、
息子にとっては、フリースペース、という場所でした。
木々や、
土の山、
走り回って、
水遊びして、
焚き火して、
実のなる木で収穫した木の実でジャムを作って、
ゲームだって、たくさんして・・・
そんなことができる、
やりたいことを自分で決めて、できる、
「しない」ってことも、自分で選べる・決められる、
プレーパークの中にある、フリースペース。
毎日どろだらけになったりと、エネルギーを、
おもいっきり発散しながら、充電しながら、過ごした場所です。
私も息子も、そしてそこに集う人たちと、
泣いたり笑ったりしながら笑笑
育ててもらった場所です。
○
それではまた書きますね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
きたはらいく
